パリに来て最初にフランス語を使う場所は、たぶんカフェです。でも、何と言って入ればいいのか、注文はどう伝えるのか、お会計はどこでするのか、意外とわからないことだらけ。この記事では、カフェに入ってから出るまでを場面ごとに追いながら、そのまま使えるフランス語を読み方つきで紹介します。最後に、注文のフランス語を「会話のフランス語」に変えるきっかけもまとめました。
場面1:お店に入る
フランスでは、お店に入ったらまずあいさつをするのが基本です。何も言わずに座ったり注文したりすると、少しぶっきらぼうに見えてしまいます。
| フランス語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| Bonjour ! | ボンジュール | こんにちは(夕方以降は Bonsoir ボンソワール) |
| Une table pour deux, s'il vous plaît. | ユヌ ターブル プール ドゥ、シル ヴ プレ | 2人です、お願いします |
| En terrasse ou à l'intérieur ? | アン テラス ウ ア ランテリユール? | テラス席と店内、どちらにしますか?(店員さんに聞かれる) |
| À l'intérieur, s'il vous plaît. | ア ランテリユール、シル ヴ プレ | 店内でお願いします |
席を案内されずに「お好きな席へ」というお店も多いです。その場合は空いている席に座ってかまいません。
場面2:注文する
店員さんが来たら、「Je vais prendre…(ジュ ヴェ プランドル)」のあとに飲み物の名前を言えばOKです。「〜をください」という意味で、いちばん自然な言い方です。
| フランス語 | 読み方 | どんな飲み物? |
|---|---|---|
| un café | アン カフェ | エスプレッソ。フランスで「コーヒー」と言うとこれが出てきます |
| un café allongé | アン カフェ アロンジェ | お湯で薄めたエスプレッソ。日本のコーヒーに近い |
| un café crème | アン カフェ クレーム | カフェラテに近いミルクコーヒー |
| une noisette | ユヌ ノワゼット | エスプレッソに少しミルク |
| un chocolat chaud | アン ショコラ ショー | ホットチョコレート |
| un thé | アン テ | 紅茶 |
| une carafe d'eau | ユヌ カラフ ドー | 水差しの水。頼めば出してくれるお店が多いです |
- Je vais prendre un café crème, s'il vous plaît.(ジュ ヴェ プランドル アン カフェ クレーム、シル ヴ プレ):カフェクレームをください。
- Pour moi, la même chose.(プール モワ、ラ メーム ショーズ):私も同じものを。
- Vous avez du lait d'avoine ?(ヴザヴェ デュ レ ダヴォワーヌ?):オーツミルクはありますか?
場面3:店員さんを呼ぶ
日本のように大きな声で呼ぶより、目を合わせて軽く手を上げるのがふつうです。近くに来たら、こう声をかけます。
- Excusez-moi !(エクスキュゼ モワ):すみません。
- S'il vous plaît !(シル ヴ プレ):お願いします(呼びかけにも使えます)。
フランスのカフェでは、店員さんが急かしてこないのがふつうです。コーヒー1杯で長く座っていても、たいてい何も言われません。そのぶん、お会計も自分から頼む必要があります。
場面4:お会計
多くのカフェでは、席に座ったままお会計をします。店員さんに声をかけて、伝票を持ってきてもらいます。
| フランス語 | 読み方 | 意味 |
|---|---|---|
| L'addition, s'il vous plaît. | ラディシオン、シル ヴ プレ | お会計をお願いします |
| Je peux payer par carte ? | ジュ プ ペイエ パール カルト? | カードで払えますか? |
| On paie séparément. | オン ペ セパレマン | 別々に払います |
| Merci, bonne journée ! | メルシー、ボンヌ ジュルネ | ありがとう、よい一日を(帰るときに) |
フランスでは、メニューの値段にサービス料が含まれています。チップは必須ではなく、満足したときに小銭を少し置いていく程度で十分です。
店員さんが英語で返してきたら?
がんばってフランス語で注文したのに、英語で返されることもあります。がっかりするかもしれませんが、たいていは手伝おうとしてくれているだけです。「フランス語で練習したいんです」と伝えれば、フランス語で続けてくれることも多いです。
- Je préfère parler français, j'apprends.(ジュ プレフェール パルレ フランセ、ジャプラン):フランス語で話したいです、勉強中なので。
私たちが言語交換のテーブルで見ていて驚くのは、フランスの人たちがとても寛容なことです。フランス語がうまく話せなくても大丈夫で、とくに日本人はフランスでとても好かれていて、いいイメージを持たれています。間違いを怖がる必要はありません。
注文のフランス語から、会話のフランス語へ
カフェの注文はすぐに慣れます。でも、そこから先、フランス人と会話をするのは別の話です。注文のフレーズは決まった言い方ですが、会話では相手が何を言うかわからないからです。
次の一歩におすすめなのは、相手も日本語を学んでいる「言語交換」の場です。おたがいに学ぶ側なので、間違えても気にならず、カフェで覚えたフレーズを実際の会話の中で使えます。最初のきっかけには、こんなフレーズが便利です。
- Vous êtes d'où ?(ヴゼット ドゥ?):どこの出身ですか?
- Pourquoi vous apprenez le japonais ?(プルクワ ヴザプルネ ル ジャポネ?):どうして日本語を勉強しているんですか?
- Vous pouvez parler plus lentement ?(ヴ プヴェ パルレ プリュ ラントマン?):もう少しゆっくり話してもらえますか?
- Comment on dit ça en français ?(コマン オン ディ サ アン フランセ?):これはフランス語で何と言いますか?
カフェで、フランス人と話してみる
Furamoriでは、パリのカフェで、日本語を学ぶフランス人とフランス語を学ぶ日本人が4〜8人のテーブルに集まっています。注文のフランス語の次は、テーブルで会話のフランス語を。パリでフランス語を話すテーブルの詳細はこちらです。フランス人の友達のつくり方はパリでフランス人の友達を作る方法で紹介しています。