英語を話すのが恥ずかしい、間違えるのが怖い。そう感じる人はとても多いです。言葉が出てこない、文法を間違える、相手の返事が聞き取れない、本当の自分より頭が悪く見えそう。この記事では、話し方のコツを並べるかわりに、私たちの言語交換のテーブルで実際に見てきたことを紹介します。ある参加者の初めてのテーブルの話と、ネイティブが本当はあなたの間違いをどう感じているか、です。
ある参加者の、初めてのテーブル
日本語があまり話せなかった
あるフランス人の参加者が、日本語はあまり上手ではないと自覚しながら、私たちの日仏のテーブルに来ました。初めてのテーブルでした。どのテーブルでも、最初の数分は少しぎこちないものです。まだ誰も知り合いではなく、自己紹介をして、みんな言葉を探しています。
話せるようになったきっかけは、ひとつの質問
流れを変えるのは、テクニックではなく質問です。誰かが彼に「どうして日本語を勉強しているの?日本の文化のどこに惹かれたの?」と聞きました。いちばんシンプルな質問ですが、だからこそうまくいきます。それこそが、彼がそこにいる理由だったからです。その話なら言いたいことがあり、「うまく言えないかも」という不安より、「伝えたい」という気持ちが勝ちました。
わかったのは、自分の弱点と、やるべきこと
彼はその夜をとても楽しみました。それ以上に大きかったのは、ネイティブと本当に話したことで、自分の弱点がどこにあるのか、上達するために何をすればいいのかが、はっきりわかったことです。教科書やアプリで一人で勉強していると、これはなかなか見えません。話してみるまで、何がつまずきなのかは本当にはわからないからです。「うまく話せない」という不安は、「次に練習すること」のリストに変わりました。
また来る理由
それから彼は、ときどきテーブルに戻ってきます。雰囲気が好きなのはもちろん、勉強のリズムを保つためでもあります。ときどきテーブルに来ることが、学び続ける支えになっているのです。
ネイティブは、あなたの間違いを本当はどう思っている?
いちばん怖いのは、その言語を母語とする人にどう見られるか、かもしれません。私たちのテーブルで見ていることを紹介します。
- わかってくれる:ネイティブの人も、あなたの言語では間違えるし、初心者だったころがあります。言語交換のテーブルでは、全員がどちらかの言語では学ぶ側です。
- 手伝うのが好き:本当の意味での「交換」が生まれます。おたがいに自分の言語で相手を助け、自分の言語を学んでいる人を手伝うのは、みんな特にうれしいものです。
- うれしい気持ちになる:自分の言語を一生懸命学んでくれる人がいるのは、いつだってうれしいことです。あなたの間違いは「下手だ」ではなく、「あなたの言語に興味がある」と伝えています。
立場を逆にしてみてください。外国人が間違えながら一生懸命日本語で話しかけてきたら、あなたは笑いますか?それとも、話そうとしてくれてうれしいと感じますか?あなたが英語で話すとき、相手も同じように感じています。
話すのが怖いのはなぜ?どうすれば和らぐ?
話すのが怖いのは、英語のレベルそのものより、相手の目を想像してしまうことと、「完璧に話せるようになってからでないと話してはいけない」という思い込みから来ていることが多いです。この2つは、経験によって崩れたときに和らぎます。相手がやさしいとわかったとき、そして、まずは下手でも話すことで上達するとわかったとき。コツを読むだけではあまり変わりませんが、うまくいく会話を一度経験すると変わります。
覚えておきたい3つのこと
- 言語交換のテーブルでは、全員が学ぶ側:誰も相手の言語を完璧には話せないので、あなたに完璧を求める人もいません。
- 「どうしてこの言語を学んでいるの?」の答えを準備しておく:必ず聞かれる質問で、本当に話したいことがあるので、話し始めるきっかけになります。行く前にAIで声に出して練習しておくのもおすすめです。ほかの話題は言語交換で盛り上がる話題88選で。
- 初めての回は、つまずきを知るためのもの:試験ではありません。何を練習すればいいかがわかって帰れたら、それで成功です。そして、また来ることが上達につながります。
自分のペースで、試してみる
Furamoriでは毎週、どの言語にもネイティブがいるよう事前に組んだ4〜8人のテーブルを開いています。初心者も歓迎で、聞くことも立派な勉強です。言語交換カフェの流れを読んで、Furamoriのある街をご覧ください。